[voice icon=”https://sacrausa.com/wp-content/uploads/2020/06/Verriers.jpg” name=”Sacra” type=”l”]こんにちは。海外ママプレナーのSacraです。欧米での海外生活も15年以上経ちましたが、基本、出張や旅行している時以外は毎日自炊しています。[/voice]
コロナで在宅時間が長くなると、みなさん(特にワーママのみなさん)、そろそろ毎日の自炊に疲れ気味ではないでしょうか。
私自身、海外で在宅フリーランスママとして、コロナ以前から、毎日主に時間短(手抜きともいう?)自炊を徹底しています。
毎日の夕食作りにかける時間は大体15-30分以内、コンサル業務で培ったマルチタスキング能力?を生かして、3品ほど同時にパパっと作っています。
私は、もともと料理は好きですが、日々慌ただしいので、15-30分以内で作れて日本人的にも美味しい時間短メニューが得意です。
もちろん、記念日など気合を入れたい日は1時間近くかけて手の込んだものを作ることもありますが、基本は料理を楽しみつつ、ママがストレスを抱えないことが、家族にとって一番ではないでしょうか。
今回は特に海外にいて、食材が限られていても、簡単にすばやく美味しくできる我が家の定番・クイックメニューをご紹介します。
海外のコロナ事情と在宅ライフの自炊の重要性
海外のコロナ事情は日本より厳しいもので、在宅ライフの時間が長くなればなるほど、毎日の生活における自炊の重要性は大きくなっています。
レストランもその多くが閉店中、家族みんなで引きこもり、前のようにイベントとしての外食の楽しみもない分、自宅で普段は買わない食材を買ってきて作ったり、自炊→家族での家での食事が、エンターテイメント的要素を帯びてきてもおかしくないのではと思います。
私の住むアメリカの都市ではStay-at-homeが法律で命じられてから、最近まで4ヶ月近くレストランはテイクアウトのみ、ここ最近、屋外テラス席で2m以上の距離を確保する条件で少〜しずつ再開しています。
一方、海外でも日本でも、在宅ワーママの負荷は計り知れません。
小さい子が家にいれば、やはりママに構って欲しいですし、夫も在宅ワークであれば、その分自炊や家事の手間も大きくなります。
日本であれば、美味しくお手軽なデパ地下やスーパーのお惣菜やお刺身など、 色々な選択肢があるので羨ましいです。
私の住む物価の高い海外の都市などでは、美味しくないカフェのサンドイッチすら1000円位、カレーのテイクアウトでも1500円位する有様で、日常的に利用する気にもなりません。
[voice icon=”https://sacrausa.com/wp-content/uploads/2020/06/Verriers.jpg” name=”Sacra” type=”l”]世界40か国以上おとずれましたが、日本ほどヘルシーで美味しい食材や食事がある国は他にありません!断言します。(by国粋主義者の私)[/voice]
食材の限られた海外でも、簡単にすばやく美味しいものを作ることは可能です。
そこで今回は、長い海外生活で生み出した、海外の食材中心でも、日本人でも外国人でも美味しい、忙しいママには定番の時間短レシピを公開します。
日々の生活の中で、美味しさは料理にかけた時間には必ずしも比例しません。
手抜きの割には、家族や訪れる日本人や外国人の友人たちからも我が家はいつもご飯が美味しいと好評です。
早く・美味しく・簡単に作れるよう、少しでも在宅ママのお助けになれれば嬉しいです。
海外でコロナ在宅中の自炊の心得
忙しいワーママにとって、これは海外でコロナ在宅中に限ったことではありませんが、日々の自炊の心得としては以下ではないでしょうか?
[aside type=”boader”]
- 超簡単でシンプルな作業工程(極力分量も測らず目分量でもオッケー)
- 時間短(工程が少ない or 放置できる)
- 美味しい(国際結婚の場合は、日本人にも外国人にも「美味しい」と思わせる普遍的な美味しさのことです)
- リーズナブル(材料の質には妥協しませんが、ある程度近所のスーパーで手軽に手に入るもののみ)
[/aside]
例えば、うちのフランス人の夫は、忍耐力があり何にでも寛容なのですが、お国柄、食にだけはこだわりがあるようで、美味しくないとどうしても箸が進みません。
また、和食も食べるけど、やはり洋食の方を好みます。
よって時間短の簡単メニューであっても美味しいことは最低限外せず、日本人と外国人の両方に受け入れられるようなメニューが定番となっていきました。
やはり、和食が恋しくなってしまう私は、毎日とは言わず定期的に日本の味を再現したくなります。
海外コロナ在宅中でも手に入る揃えておきたい最低限の調味料
日本の家庭の味を再現しようとする場合、どうしても最低限の日本の調味料などは揃えて置かなければなりません。
なお、代用できるものや、手に入りやすさの度合いは違いますが、我が家は大体以下のような調味料を、どこの国にっても取り揃えています。
必ず揃えておきたい最低限の調味料
こちらはほぼ毎日使うので、なくてはならない最低限の調味料です。
[box class=”pink_box” title=”必ず揃えておきたい最低限の調味料”]
- 醤油(大抵アメリカではどこのスーパーでも売っています。)
- みりん(韓国系やアジア系スーパーで売っています。)
- 味噌(韓国系やアジア系スーパーで売っています。)
- 料理酒(韓国系やアジア系スーパーで売っています。ない場合は、普通のお酒や白ワインなどで代用。)
- ダシ(昆布だし・かつおだしなど。韓国系やアジア系スーパーで売っています。)
- 米酢やすし酢(割とどこでも売っています。)
[/box]
上記、もしもなかなか手に入らないようだったら、ちょっと割高になりますが、アメリカではオンラインでもサクッと入手できます。
[box class=”yellow_box” title=”Amazon USA:”]
[/box]
有名なかのやのダシはアメリカに公式サイトがありますし、その他、アジア系のスーパーでオンラインで購入できるものはいっぱいあります。
あれば更に良い!レパートリーの広がるアジア系調味料
私の住むアメリカでは、以下は比較的手に入りやすく、値段もお手頃です。
私は、隣の州にある以下の韓国スーパー系のお店に、車で30分かけて月に1度買い出しに行きます。
割と大きな都市の郊外など全米各地にあるようです。日本食も色々あります。
[box class=”green_box” title=”必ず揃えておきたい最低限の調味料”]
- ごま油 • 日本や韓国などのウスターソース&とんかつソース
- オイスターソース • 日本的な焼肉のタレ系(なければ作れます)
- ナンプラー(タイの魚醤。安いうえ、実は結構使い回しがききます。)
- コチュジャン
- ポン酢(なければ醤油とレモンやライムで代用可能)
[/box]
日本からお取り寄せor帰国時に大量入手するもの
とはいえ、日本からお取り寄せor帰国時に大量入手するのに越したことはありません。
私が毎年日本でスーツケースいっぱいに仕入れてくれる日本食の基準は以下です。
- (重さが)軽い
- 長期保存が可能 • 使い回しが効く
- 私の住むアメリカでは手に入りにくい or 値段が高すぎる
これらを鑑みて、定番に大量入手してくるものは以下でしょうか?
[box class=”pink_box” title=”日本から取り寄せたり帰国時に購入するもの”]
- 乾物系:乾燥わかめ・しいたけ・乾燥ひじき・とろろ昆布・するめ等
- 乾麺系:蕎麦・うどん・そうめんなど
- ダシ系(かつおだし・昆布だし・いりこだし・最近はあごだし)
- ふりかけ(子供のお弁当に必須アイテム)
- “素“系:おにぎりの素・釜飯の素・ちらし寿司の素などの
- その他日本調味料(七味とうがらし・山椒・味塩コショーなど)
- 美味しいお茶系(緑茶や麦茶に加え、昆布茶などはダシとしても重宝)
- 本わさび系(1年分10箱くらい買ってしまいます。)
[/box]
[voice icon=”https://sacrausa.com/wp-content/uploads/2020/06/Verriers.jpg” name=”Sacra” type=”l”]今は、日本からの荷物も海外になかなか届きにくくなってきているので、基本は海外でも手に入るやすいもの中心に、 簡単レシピを紹介しますね。[/voice]
コロナで在宅!海外食材でも手軽に作れる我が家の簡単定番レシピ
コロナで在宅期間が長期化中なので、海外食材でも手軽にクイックに作れる我が家の簡単定番レシピを紹介します。
まずは暑いこの時期にぴったりのものからどうぞ。
前菜系(酢の物とグアカモレ)
まずは、暑い夏、食欲がない時にいつもササっと作る酢の物です。
きゅうりとわかめの酢の物(所要時間8分)
[box class=”blue_box” title=”材料”]
- きゅうり(人参や大根・タマネギなど残り野菜を一緒に入れてもOK)2本
- カニカマ(あれば。”SURIMI”と言って欧米でもポピュラー)
- 乾燥ワカメ(あれば) ひとつまみ
- 塩 適量
- お酢 または寿司酢 大さじ2くらい
- 砂糖 大さじ2くらい(要は酢と同量くらい、目分量でOK。寿司酢の場合は不要)
- ゴマ油とゴマ(あれば) 適量 醤油(あれば麺つゆ) 少々(適量)
[/box]
[aside type=”boader”]
- きゅうり(やその他の野菜)は薄切りにして塩を振って混ぜておく(塩もみするのも面倒くさい場合)。乾燥ワカメは水でもどしておく。(時間がなければレンチンでもOK)
- お酢と砂糖をよく混ぜて、水気を切った1と、ゴマ油とゴマ・醤油・カニカマ入れてよく和える。
[/aside]
我が家では倍量とかで大量に作って、冷蔵庫で常備しますが、結構すぐなくなります。
結構長持ちしますし、我が家では和食にも洋食にも前菜で出しちゃいます。
グアカモレ(所要時間5分)
こちらは、アメリカに来てメキシコが近くなったことにより、良く食べるようになりました。笑
[box class=”blue_box” title=”材料”]
- アボカド1個
- 玉ねぎ1/8(時間があれば、みじん切りにして水にさらす。できれば紫玉ねぎ。)
- トマト1つ
- 塩 適量(お好みで調整)
- レモンかライム(お好みで調整)
[/box]
[aside type=”boader”]
- 上記の玉ねぎ、トマト1個とアボガド1個を全部みじん切りにしてボールに入れます。
- レモン(またはライム)の汁と塩(小さじ1/2強お好みで)をボールに入れてよく混ぜて出来上がり。
- トルティーヤチップスやクラッカーと一緒にどうぞ!
[/aside]
麺類:パスタ系やお蕎麦
忙しいワーママの強力な味方は何と言ってもパスタ。
海外でもどこでも手に入り、日本人にも外国人にも好まれ、あっと言う間にできるので、我が家は定期的にパスタランチやディーナーが登場します。
また、在宅一人ランチの時は、お蕎麦やうどんなど、やっぱり麺類が多いです・笑。
明太子スパゲッティ(2名分- 所要時間15分)
最近ヨーロッパ人にも人気だった和風パスタはこちら。
[box class=”blue_box” title=”材料”]
- パスタ 2人分
- 明太子 2つ(50g~)
- バター 30-40g
- 牛乳大さじ2 (こってりが好きな人は代わりに生クリームに変更可能)
- 生クリーム 大さじ2
- 醤油(もしくは濃縮めんつゆ)大さじ1
- 昆布茶もしくは昆布だし(あれば)小さじ1
- トッピングに刻み海苔・大葉・ネギ(あれば好きなだけ)
[/box]
[aside type=”boader”]
- ボウルにパスタとトッピング以外の材料を入れてソースを作っておきます。
(バターは薄めに切ればパスタの熱で溶けるので平気) - 茹で上がったパスタをボウルに入れてバターを溶かしながら混ぜ合わせ、お好きなトッピングをかけて出来上がり。
[/aside]
納豆好きであれば、ひきわり納豆トッピング(大さじ1)もなかなか美味しいです。
夫の大好物ポルチーニ茸のカルボナーラ(所要時間20分)
こちらは、クリームやこってり系のメニューが好きな夫向けに開発したレシピですが、意外と日本人ゲストの反応が良かったので紹介します。
[box class=”blue_box” title=”材料”]
- パスタ2人分
- 厚切りベーコン2枚
- 玉ねぎ1/2個
- マッシュルーム(お好みで)
- 卵1個(本格的にやりたい方は卵黄のみで。うちはもったいないので全部入れます。)
- 生クリーム200ml
- 乾燥ポルチーニ適量(もし手に入れば。入れると一気にイタリア本場の味になります。)
- 黒胡椒(お好みで)
- パルメザンチーズ(お好みで。うちは大量投入)
[/box]
[aside type=”boader”]
- 乾燥ポルチーニは小さなお椀半分くらいの少量お湯で戻しておきます。時間がない時はレンチンで1分。
- パスタのお湯を沸かしつつ、ベーコンは短冊切り、たまねぎ・マッシュルームは薄切りにする。ベーコンをフライパンで焦げ目つくまで中火でよく焼く。
- たまねぎ&マッシュルームも投入ししんなりするまで炒める。ある程度材料がしんなりしたら、戻したお湯ごとポルチーニを投入し、水分が沸騰し始めるまで材料同士をなじませる。
- 生クリームを50ml入れ、沸騰する前には止める。(沸騰させないことがポイント)
- ボウルに卵を溶いて、生クリーム、黒胡椒、粉チーズを加えてよく混ぜ合わせる。
- ゆで汁大さじ2杯程度と一緒に、2のフライパンに投入。10-15秒くらいで手早く混ぜて出来上がり。(火にかけすぎないことがポイント)
[/aside]
きのこそば(所要時間15分)
こちらは私が一人の時によく作っているクイックランチです。
[box class=”yellow_box” title=”材料”]
- お好きな麺類(好きなだけ。うちは主に乾麺のそば)
- お好きなきのこ(好きなだけ。うちは主にえのきエリンギオイスターマッシュルームなど)
- ダシの素とめんつゆ(昆布と鰹など、あごだしと昆布など混ぜると美味しい適量)
- 甘めのスープが好きな人は、みりんと砂糖少々 わかめやほうれん草などのトッピング(好きなだけ) とろろ昆布(もしあれば)
[/box]
[aside type=”boader”]
- お湯を沸かし、そばを茹でている間に、別のお鍋で、お好きなきのこ類を好きな大きさに切ってカップ2.5杯分程度のお湯で水から中火で煮る。家にダシパックがあれば最初から投入する。時間があるときは、弱火で煮れば一層美味しいです(が、私は強火でさっさと調理します)
- 麺が茹で上がったらザルにあけておき、きのこがよく煮込まれた段階で、乾燥わかめも投入し、お好みのめんつゆ・醤油などでスープを味を調える。
- 器に入れた麺に、2のスープをかけ、お好みでネギやとろろ昆布を投入。
[/aside]
[voice icon=”https://sacrausa.com/wp-content/uploads/2020/06/Verriers.jpg” name=”Sacra” type=”l”]私の故郷ではそばつゆは濃い色をして若干甘めなので、めんつゆに加え、ブラウンシューがー小さじ一杯やみりん少々を追加することもあります。[/voice]
アメリカで有名なTrader Joeというスーパーでは、このように冷凍野菜かき揚げも売っているので、オーブンで数分温めて、最後にトッピングしても美味しいです。
Birds Nests (冷凍野菜かき揚げ)
まとめ
本日は、特に海外で在宅中の忙しいママのお助けになるような我が家のメニューを紹介しました。
海外の食材中心でも美味しい時間短レシピに興味のある方は、ゆるくインスタも始めたので、覗いてみてくださいね。
[voice icon=”https://sacrausa.com/wp-content/uploads/2020/06/Verriers.jpg” name=”Sacra” type=”l”]また、ご要望に応じて、時々海外食材でもできる時間短お助けメニューをご紹介しますね。質問やご要望については以下からお願いします。[/voice]
コメント