海外フリーランスのキャリア設計における4つの手段と理想的プラン

こんにちは。アメリカで海外フリーランス生活5年目のSacraです。

Sacra
海外フリーランスのキャリア設計って謎に包まれていますよね。

「これから海外フリーランスとして働きたい。まずどうすればいいの?」

「海外フリーランスのキャリア設計について、どうしているのか具体例を知りたい。」

今回はそんな悩みの参考になるような具体例をご紹介したく思います。

どのように海外フリーランスとしてのキャリア設計していけばよいのでしょう?

海外フリーランスのキャリア設計 1. 既存ネットワークと過去の遺産のフル活用

結論から言うと、海外フリーランスとしてのキャリア設計として、最も手っ取り早い第一歩は既存のネットワークと過去の遺産のフル活用です。

Sacra
私を含め、周囲の多くのフリーランスに言えることは、特に駆け出しの頃は、殆どが既存の人脈・ネットワークから仕事を得ていることです。

こちらはフリーランス一般にも言えることかもしれませんね。

海外にいるからこそ、(もしくは海外移住を予定しているからこそ、)これをきっかけに疎遠になっていたとしても昔の上司や同僚と連絡を取り、近況報告をし、何かお手伝いできることはないか聞いてみましょう。

これまでのキャリアで培った「過去の遺産」があれば、つまり職場で良い評判と人間関係が築けていたのなら、これが最大の海外フリーランスとしての基盤になります。

積み重なった努力と年月を土台に、フリーランスとしてキックオフするのが、 一番ラクで、何より一番手っ取り早い方法です。

現地に強いコネクションのないまま海外フリーランスになる場合、安定した基盤を早急に作るにはどうしても既存のネットワークと過去の遺産が必要になります。

具体例を挙げると、私のこれまでの海外フリーランス収入の90%は、昔一緒に働いていた上司や同僚たちから口コミでもたされた非公開案件によるものです。

アメリカでは、全く知らない人からLinkedINや知人の紹介の紹介という形で、「是非お茶しましょう」「お電話させてください」という突然コンタクトが来てネットワーキング、ということも頻繁にありますが、日本人の私達には抵抗がありますよね。

あなたの人柄やスキルセットをよく知った上で評価してくれる既知の方々のお役にまず立つことが、フリーランスとしての第一歩としては取り組みやすいのではないでしょうか?

Sacra
また、過去にお世話になった会社や上司なら、恩返しのつもりで全力投球するモチベーションも湧くものです。

先方としても、ある程度結果のアウトプットが事前に把握できて、慣れ親しんだ人材の方が、マネジメントに余計な時間や労力も割かずにすみ、ストレスもなく仕事もはかどるのではないでしょうか。

昔の職場や上司・同僚のお役に立て、恩返しができる上、フリーランスとしての第一歩を歩めるのであれば、本当にWIN-WIN(双方にとってお得)で一石二鳥ですよね。

私も、フリーランスとして2つ目の仕事は、10年前に一緒に働いていた上司から誘われた外資系大手コサンルティング会社の案件でした。

自分が思った以上に感謝していただき、プロジェクトを通してやりがいを感じながら楽しく仕事をすることができました。

結果、最初3ヶ月のプロジェクト予定でしたが、その後新しいタスクを次々に紹介していただいて、結果的には3年以上もお世話になることになりました。

大手企業が、何か専門スキルが必要なフルタイムの人材を雇おうとすると、膨大な時間と採用コストがかかります。

そういう意味でも、フリーランスになった元同僚・部下に声をかけらると嬉しい方々も思った以上に多いのかもしれません。

海外フリーランスのキャリア設計 2. 頼れる既存のネットワークや過去の遺産がない場合

もちろん、昔の職場や上司たちとあまり良い関係ではなく、頼れる既存のネットワークや過去の遺産がないという場合もあるかもしれませんね。

その場合、外部の取引先や仕事・勉強会・習い事などを通じて知りあった仲間などで、誰かしら話せる人はいないでしょうか?

もし頼れる既存のネットワークや過去の遺産がない場合は、多方面でチャレンジする「数」をこなしていくことがフリーランスのキャリア設計には最重要でしょう。

自分のスキルや仕事に関連するイベントに出席した際、人に声をかけまくって名刺交換・ネットワーキングして、 クライアント(候補)ネットワークを築きましょう。

また、職種によっては、複数のSNSなどで自分のプロジェクトや作品などを積極的に公開していくことで、不特定多数のクライアント候補にアプローチすることもアメリカでは普通です。

私も、自分のレジュメをLinkedInで試しに一般公開してみたところ、日米を問わず、結構な数のリクルーターやフリーランスを探しているプロジェクトリーダーから、個人メッセージが届いたことがあります。

LinkedInは、いわば、フェイスブックのビジネスプロフェッショナルバージョンといったところでしょうか。

特にアメリカでは、もはや名刺の代わりにLinkedInでつながるというのが主流で、履歴書に自分のアカウントのリンクを張っている人も多く見かけます。

(私が欧州にいた2008年頃までは、それほど欧州では主流じゃなかったので、渡米して驚いたことの一つです。)

見ず知らずの類似分野や昔働いていた機関の専門家から招待状が来ることも少なくありません。

LinkedInは、多くのリクルーターやエージェントも登録し、ビジネスチャンスの宝庫だと思うので、納得のいくまで自分のページを充実させた上で、色々チャンスや人脈を模索してみましょう。

海外フリーランスのキャリア設計 3. 日本のフリーランスサイト

日本のフリーランス・海外転職サイトの場合、アメリカ現地企業で求められるような高度なビジネス英語力がなくても、対日本企業・対日本人向けのコミュニケーションが特に重要なので、同じ英語が必須な役割でも割と敷居が下がるような気がします。

私の場合、ほぼほぼ既知の人脈から仕事を得てはいますが、日本のフリーランス・海外転職サイトにも念のため数件登録しています。

例えば以下のようなサイトです。

プロ人材の方へ

たまに、海外在住であることが有利に働くこともあり、面白くやり甲斐のありそうなグローバルプロジェクトのお話が入ってくることもあるからです。

帰国の際に実際にミーティングをしたのですが、とてもしっかりした会社で、エージェントの方もとても親切です。

その当時は海外からリモート対応可能な案件がなかったのですが、最近は大手外資系コンサルティング会社で英語や海外対応が必要なプロジェクトを紹介していただきました。

また、外資系や海外案件を多く扱う転職サイトでも、スキルや職種によっては不定期にエージェントから連絡が入ることもあります。

当然海外在住者として登録しているので、リモート対応でも可能なお仕事であれば、という話ケースになります。

時々、こちら正規雇用募集なのですが、経歴やスキルがマッチしているので、業務委託として先方に是非打診させてください、と言ってくださるリクルーターの方も時々います。

日本のフリーランスサイト・色々な海外ポジションを掲載する転職サイトに登録することで、現在の自分の市場価値や付加価値のあるスキルなどがわかることもあるのでご参考までに。

海外フリーランスのキャリア設計 4. アメリカの大手フリーランスサイト

ビジネスレベルの英語がある方は、アメリカの大手フリーランスサイトに登録しましょう。

こちら、当然日本在住の方でも登録でき、実際英語が得意な日本人が副業としてアメリカのサイトに登録している模様です。

日本のサイトに比べ、職種も数も豊富で、翻訳・通訳など、日本人に特化した求人も常に数件あります。

特に、同じ翻訳でも、英語→日本語より、日本語→英語に直すものは、競争もより少なく、少し単価が上がると思います。

また、電話通訳でスポット的に同時通訳として会議に参加するものなど、時差の問題さえ克服すればリモートでどこでも対応できるでしょう。

話すのは苦手だけど、英語の読み書きには自信がある、という方であれば、場合によってはメールのやり取りのみで仕事を完結させることも可能です。

Sacra
時差なども考慮するとありがたいですよね。

私が登録していたサイトは以下です。別の記事でフリーランスの最新報告書もご紹介しました。

Upwork

他にも類似する大手サイトも色々ありますが、こちらは数や職種が多岐にわたり、日本語・英語に特化した翻訳・通訳・アシスタント的仕事も結構見かけるのでいいのではと思います。

また、カスタマーサービスも非常に充実しており、電話やメールでのコミュニケーションがスムーズです。

私の全体収入の割合的には非常に小さいですが、プロジェクトとプロジェクトの合間など、少し時間が出来た時には、こちらのサイトで数日〜数週間の単発の案件を受注することもあります。

最初は向こうから打診があるのを待つだけでなく、当然自分からも妥当な仕事に自分でプロポーザルを提出して、自分のプロフィ−ルやいい評価(通常5段階評価)を獲得することに結構な労力が必要になります。

最初の仕事は、先方の見積もりよりもかなり時間オーバーしてしまいましたが、最大評価をもらえたので、最初のうちは投資だと思い、注力してこれもいい勉強になりました。

もちろん、いきなり英語で全てのやり取りをこなすことや経歴を一般公開することに抵抗があったり、ということもあるかもしれませんね。

まだ日本にいてこれから渡米を考えている人であれば、日本国内でフリーランスの英語ジョブを探したり、英語が必要な仕事をあえて受けて、英語でのビジネス環境・文化に慣れ、履歴書に書けるような場数を踏んでおくのもオススメです。

フリーランスとしてのキャリア設計の理想的プラン

フリーランスとしての理想的なキャリア設計は、こちらでフルタイムの本業の傍ら、副業フリーランスとして働き始め、十分な安定収入が見込めるようになってから、本業とするという流れです。

もう渡米していて、これからフリーランスを目指す方は、まずは副業として上記でご紹介したサイトを利用し始め、軌道に乗ってからフリーランスに転身するのが一番無難かもしれません。

安定して自分に合う仕事を受注し続けられるまでには、ある程度高評価の蓄積が必要なので、結構時間がかかります。

ある程度の英語力がある方は、ちょっとした副業を探すつもりで、上記のようなアメリカのサイトに登録しましょう。

メンバー登録して、どのような案件があるのか、あったものがあれば自分から色々と提案書を出してみて、実際に受注してフリーランスのビジネス経験を学んだり、他に類似したライバルがいるのか確認するのもいい市場調査になります。

また、 英語圏でもビジネスで通用する英語力・スキルがあることは当然のことながら、ポジションにマッチした適切な英文履歴書(レジュメ)を作成することは同様に非常に重要です。

こちらの英文履歴書(レジュメ)作成のコツについても、今後ご紹介していきたいと思います。

まとめ

今回は、海外フリーランスのキャリア設計と具体例についてご紹介しました。

国内・海外を問わず、フリーランスのキャリア設計は多種多様で、これが正解といったものはないと思いますが、少しでもご参考になれば幸いです。

色々と書きましたが、やはりフリーランスとしてのキャリア設計の最初の第一歩・最短ルートは、既存のネットワークの活用・掘り起こし・活性化です。

海外フリーランスとして安定して仕事を受注できるようになるまではフリーランスとしてのキャリアと評価の積み重ねも必要になり、ある程度の時間がかかります。

私の住むアメリカでは多くの人が副業しており、また、企業側も副業を公に認めているケースがとても多いです。

コロナ騒動を経て、アメリカではリモートワークがますます主流になってくる予感ですが、これを機会にまずは副業としてのフリーランスの道を試してみるのも良いかもしれませんね。

Sacra
最後まで読んでいただいてありがとうございました。質問やコメントは以下からお願いします。

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